日本の矢竹 拓氏が作られた黒檀製の鼻笛。三枚の黒檀の板がしっかりと張り合わされ、独特なフォルムを形作っている。氏とはみんぱくで行われた「音楽の祭日‘10」で出会った。
ベトナム製鼻笛より高音を楽に出せるように作られている。実際に、ベトナム製の鼻笛(3オクターブと3半音)より、数半音高い音を通常奏法で出すことができる。
また吹き心地は軽めだが、息を多く使うという感じは無く、楽に長く息を続けられる。
また、舌を転がすように動かせる上、音の繋がりが滑らかなので操作性も非常に高い鼻笛である。
黒檀の板を三枚どこで張り合わせているか分からないほどしっかり組み合わされている。また、紐は、買ったときから付いており首などにかけて持ち運ぶことができるようになっているものだ。
独特のフォルムで軽く当てるだけで息を漏らさず注ぐことができ、また亜麻仁油でコーティングされた爽やかな感じのいい香りもする。
舌を転がすように動かせる操作性が高い鼻笛で、軟らかい吹き心地ながら長く吹き続ける事も出来ます。また、音の繋がりが滑らかで綺麗にスライドしていく感覚を覚えた。
また、高音も力を入れずに出すことができる上、ハイパワーも十二分に受け止めてくれます。また、音はベトナム製鼻笛に近い感じだが、この鼻笛にしかないすっきりした独特の雰囲気を持っている。
矢竹 拓氏作 鼻笛 :Mr.Yatake's Nose Flute (Japan)