Posted at 00:00h
in
鼻笛演奏法
by Sho
今回は私の鼻笛演奏法を載せたいと思います。「舌だけでなく唇や顎といった口全体を使って鼻笛を演奏する」という感じのものです。
ですがベトナム製鼻笛やヒューマナトーンの音域を実用音域だけでも3オクターブ以上にまでする事ができます!
まずは鼻笛の基本の構え方です。
1.上唇と鼻の間の所に鼻笛上部を引っ掛けます。
※引っ掛ける場所は
ベトナム製鼻笛:鼻息を吹き込む所の下部、段差になっているところ。
ヒューマナトーン:鼻笛上部裏側の三角形に切り込まれている部分。
2.歌口の穴から7mm~1.5cmほどの所まで下唇を開きます。
それでは、ここから口全体の動きを低音域、中音域の高・低、高音域の
4つに分けて伝えたいと思います。
※かっこ内は話すときのイメージです。
低音域=「お」
舌:後ろに引き、口の奥に立てて壁を作る感じです。
唇:前に突き出し、左右をすぼめます。
顎:下唇が離れない所まで引き下げます。
息:比較的ゆっくりと息を入れます。
※ヒューマナトーンでは、鼻笛が鼻からはなれない様に注意してください。
中低音域=「あ」
舌:軽く前を下げ気味にしますが、特別な事はありません。
唇:ぽかんと開ける感じですが、少し脇をすぼめます。
顎:唇が位置に来るように軽く開いておきます。
息:普通くらいに入れます。
中音域=「うぇ」
舌:少し中程に立てます。音程が高くなるにつれてそのまま押し出します。
唇:前に突き出しすぼめますが、低音よりも上に置きます。
顎:少し上げ気味にします。
息:そこそこ強く入れます。
※「う」の唇に「え」の舌です
中高音域=「うぃ」
舌:立てたまま押し出します。限界になったら下の高音域編へ飛びます。
唇:前に突き出して左右をすぼめ、少し上に上げます。
顎:そこそこ上げ気味にします。
息:かなり強く入れます。
※「う」の唇に「い」の舌
高音域=「th」
→「う」に「え」が少し混ざる感じ。相当な力が入ります
舌:上下の歯で挟んで少し先端を下げます。
唇:すぼめて突き出し上に向けます。より高い音を出すときは下唇をさらに前に出します。
顎:舌を挟むまで上に上げます。より高い音を出すときは前に出します。
息:強く入れます。
※唇の形は「う」で舌は歯の外に出します=「th」
※低音域では唇を突き出しつつ薄くするために全方向へ引きます
出ましたでしょうか?
ご参考になれば幸いです。...
Posted at 23:57h
in
鼻笛Memo
by Sho
私は鼻笛に出会って約3年経つのですが、これまで吹いてきて気がついた気をつけているポイントをあくまでも主観ですがここにメモっておきます。
・腹筋を使う
実は前、あまり使わないでやっていた時があるのですが、
全部の音が繋がった感じになってしまいぼやけた印象になっていました。
ですが、腹筋を使うようにしてからは音に張りが生まれ
、ピシッと引き締まった印象になったように感じたんです。
これは多分、皆さまはやってらっしゃるでしょう。
しかし私の場合、最初の頃はあまり使ってなかったので
この変化には驚かされました。
・口の中に軽く球体をイメージ
中音域は比較的に何をしなくても出しやすいのですが、
高音域や低音域となるとそうは行きません。
そこで口の中を出来るだけ丸くするイメージで吹くと
、高音や低音が出やすくなるように思います。
2009年12月26日 平澤 翔...
Posted at 23:54h
in
鼻笛Memo
by Sho
鼻笛には(特にベトナム製の物には)かなりの個性があります。今回はその個性の一つ「吹き心地」について私が感じていることを書こうと思います。鼻笛の吹き心地は重い/軽い、または硬い/軟らかいというような言葉で表現出来ると思います。私は重い/軽いで書いているのでそれで今回も書いていきます。
重い鼻笛には
・ハイパワーな息をつぎ込んでも音が消えない。
・そのため、スタッカートがしやすい。
・迫力のある大きな音が出る。
軽い鼻笛には
・息を少し入れただけでも音が出る。
・多く入れるとかすんだ音になる。
・高音域が無理なく出せる。
というそれぞれの特徴があります。
私としてはそこそこ重い方が好きなのですが、それは人それぞれだと思いますので合う鼻笛に巡り会って下さいね。
2010年1月22日 平澤 翔...
Posted at 23:53h
in
鼻笛Memo
by Sho
ベトナム製鼻笛には色々といい所があります。今回はそんなベトナム製鼻笛の長所をいくつかご紹介したいと思います。
・表情・
歌口の丸さと目のような吹き込み口はまるで笑っていて楽しそうな顔つきをしています。
その顔を見ていると自然に楽しくなっちゃうかも?そんなピースフルな顔つきです。
・音色・
その丸みのある歌口からか、とても味のある音色です。軟らかい感じのふわっとした音色から、鋭い強い音色まで、すっきりしすぎてしまう事はありません。私はまだこの音色を活かしきれているとは言えませんが、これを活かした演奏が出来るようになりたいと思っています。
・個性豊か・
これは長短織り交ぜてでもあるのですが、その個性の豊かさはベトナム製鼻笛の大きな特徴です。重い硬い吹き心地の鼻笛から、軽い軟らかい吹き心地の鼻笛までそれぞれ個性があり、吹き口等の形もよく見るとバラエティに富んでいます。きっと、あなたにあったのもいるはずですよ。
~ホイッスル鼻笛が持っているらしい能力~
・広い音域・
ベトナム製鼻笛は慣れてくれば3オクターブと3半音(私調べ)もの音域を持っており大抵の曲は吹くことが出来るでしょう。盛り上げやかけ声もバッチリ出せます。
・手軽さ・
軽くてポケットサイズ、携帯より小さいんです。この能力は持ち運ぶ時にとても役立ちます。お出かけに持ち歩き、パッと取り出して、すぐ音を出す。とっても携帯性に富むポータブル楽器なんです。しかも、とっても高性能!!
以上、ベトナム製鼻笛の長所でした。
2010年2月14日 平澤 翔
...
Posted at 23:51h
in
CD 紹介
by Sho
Featuring:Edgar Banasan
フィリピン・コルディレラ地方の鼻笛、ウリモンの音色が聴ける一枚。他にも様々なコルディレラ地方やミンダナオ島の楽器も登場、鼻笛だけでなく様々な竹楽器の音色が響きあいます。
繰り返す波のようなリズムパターンについついノッてしまう打楽器合奏や、伸びやかで遠くまで広がりを感じ、爽やかな気分になる朗唱、うねる様な独特の雰囲気を持つ、落ち着いた雰囲気の管楽器独奏などが収録されており、独特の空気感を作り出してくれることでしょう
このCDはパゴッチュ・ミュージックさんが販売されています。また、私はコイズミ楽器さんから購入致しました。
2010年12月14日 平澤 翔
...
Posted at 23:49h
in
CD 紹介
by Sho
Featuring:Edgar Banasan
フィリピン・コルディレラ地方の鼻笛、ウリモンの音色が聴ける一枚。他にも様々なコルディレラ地方やミンダナオ島の楽器も登場、鼻笛だけでなく様々な竹楽器の音色が響きあいます。
静かな音楽なので寝る前の一枚に、きっと鼻笛の癒しの音色が静かなひとときを演出してくれるでしょう、、、。
このCDはパゴッチュ・ミュージックさんが販売されています。
...